無料求人で応募が集まる?建設業が「エンゲージ」で失敗しない3つのコツ

無料求人でも応募ゼロ…「エンゲージ」は使い方次第で化ける
「エンゲージで求人を出してるけど、全然応募が来ない」——こんな声、毎週のように聞きます。
実は、エンゲージは**“無料”で掲載できる代わりに、設計を間違えると一生埋もれる媒体**です。
でも逆に、たった3つのポイントを押さえれば、応募数を5倍に増やすことも可能です。
この記事では、私が実際に「年間応募10人→200人」に変えた時の無料媒体の活用ノウハウを、エンゲージに特化してお話しします。
① 🟧 なぜ無料求人は埋もれるのか
無料枠の“見られない構造”を理解する
エンゲージの無料掲載は、一見コスパ最強に見えます。
しかし、実際には表示順位・閲覧数・クリック数が大手媒体の有料枠に劣る構造になっています。
たとえば、「水道工 求人 東京」で検索すると、上位のほとんどはIndeed経由の有料求人。無料枠は10ページ目以降に流れます。
つまり、“無料”で出すなら、**「見つけてもらう設計」**が必須。
多くの中小企業が失敗するのは、ここを求人広告会社任せにしている点です。
② 🟧 エンゲージの原稿が読まれない理由
採用ターゲットとタイトル設計のズレ
応募が来ない最大の原因は、原稿よりもタイトルと冒頭文のズレ。
職人や現場系の求職者は「条件」よりも「現場のリアルさ」に反応します。
たとえば、
❌「未経験歓迎!安定した水道工事スタッフ募集」
⭕「休みが取れず辞めた職人が“戻ってくる”会社です」
この1行の差で、クリック率が2倍以上変わります。
タイトルには「仕事内容」ではなく、「働く理由」を書くのがコツです。
③ 🟧 人事部長時代の実践例
年間応募10人→200人の裏側
私が人事部長をしていた頃、最初は求人広告に200万円かけても、応募はたった10人。
そこで、無料媒体のエンゲージ・ハローワーク・Indeed無料枠を徹底的に比較・検証しました。
結果、エンゲージは「原稿の質」と「導線設計」を最適化すれば、有料媒体並みに効果が出ることが判明。
タイトル→導入文→応募ボタンまでの流れを“職人目線”に直しただけで、応募数は5倍に跳ね上がりました。
関連して、こちらの記事でも詳しく解説しています → 無料求人で職人応募を増やす3ステップ
④ 🟧 今すぐできる!エンゲージ活用の3ステップ
現場目線で設計する“無料でも勝てる”仕組み
STEP1:職人が検索する言葉を入れる
求人タイトルに「現場」「残業なし」「資格支援あり」など、リアルな単語を配置。
STEP2:写真と導入文に“空気感”を出す
作業風景・集合写真を掲載し、「どんな現場か」がわかる一言を添える。
STEP3:応募導線を短くする
応募ボタンまでのスクロール量を減らし、スマホで3秒以内にエントリーできる導線に。
これだけで、無料掲載でも上位表示・応募増加が狙えます。
⑤ 🟧 成果データが示す「設計力」の重要性
応募200名・採用20名を達成できた理由
私の会社では、広告費を削減しながらも応募数200名/採用20名を実現。
ポイントは「お金をかける前に、仕組みを作る」こと。
有料媒体より、無料媒体を精密に運用する力のほうが、採用単価を3分の1に下げられました。
「求人広告会社任せにしない」——これが成功企業の共通点です。
このテーマを掘り下げた解説はこちら → 建設業の無料採用で成果を出す原稿設計術
⑥ 🟧 noteで学べる“求人動線設計マニュアル”
無料媒体を成果化するテンプレート公開中
この記事で触れた「応募導線の設計」や「原稿改善テンプレート」は、
noteでテンプレート付きで公開しています。
「エンゲージを出しても応募が来ない」「無料採用を仕組み化したい」方には、
最短で成果を出せる実践マニュアルです。
⑦ 🟧 まとめ|採用は“気合”ではなく“仕組み”
無料媒体で採用できる会社とできない会社の差は、「見せ方」と「設計力」。
エンゲージは、正しく設計すればお金をかけずに採用できる媒体です。
“気合”で求人を出す時代は終わりました。
これからは、“仕組み”で人を集める時代です。

