「SNSで採用できる時代です!」の裏側。建設業の人事が語る“本当に成果を出す方法”

「SNS採用が当たり前」と言われても、現場では話が違う
最近どこを見ても「SNSで人を集める時代です!」と聞きます。
Instagram、TikTok、X(旧Twitter)――確かに、若手には響きそうな響き。
でも、現場の社長たちがこう言うんです。
「SNSやってみたけど、結局フォロワーも応募も増えなかったよ」
実はこれ、当たり前の話なんです。
なぜなら、SNS採用と建設業採用では“構造”が違うから。
この記事では、SNS採用を冷静に分析しながら、
私たちがSNSを使わずに応募200人・採用20人を実現した“現場型採用設計”を紹介します。
採用職人は建設業に特化した中小企業様向けに採用支援サービスを提供しています。
採用でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。御社の成長を加速させる機会を。
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① 🟧 「SNSをやれば応募が増える」
それ、建設業ではほぼ幻想です
SNS採用が盛り上がっているのは確かです。
でも、それは主に販売業・飲食・美容・ITなど、
「日常的にSNSを使う業界」だからこそ成立している話。
建設業の場合、
- 現場職人の多くはSNSを利用していない
- 求職者の検索行動は“Google or Indeed”中心
- SNS広告はターゲティングが曖昧
この構造では、SNS投稿を続けても応募はほとんど発生しません。
SNS=認知ツールであって、採用導線ではない。
ここを混同すると、時間と労力を失います。
② 🟧 「SNS採用は“ブランディング”であって“募集手法”ではない」
SNSは“知ってもらう”手段、応募を生むのは“導線”
SNS採用の本質は“認知拡大”です。
投稿を見た人がすぐ応募するわけではなく、
投稿 → 興味 → 検索 → HP or Indeed → 応募という流れになります。
つまり、
SNSだけで応募が増えるのではなく、
“最後にたどり着く求人ページの精度”が成果を決める。
この「導線の設計」を誤ると、
どんなにバズっても採用は増えません。
③ 🟧 「SNSゼロでも応募200人を集めた採用設計」
現場理解 × 原稿改善 × 導線設計で成果を出した
私は元人事部長として、SNSを一切使わずに採用を立て直しました。
当時の状況は、年間求人広告費200万円、応募10人、採用2人。
そこでやったことは3つ。
- 求人原稿を自社で書き直す(現場の言葉で)
- Indeed無料枠と自社HPを連携
- 応募→面接→採用の導線を短縮
結果――
応募200人、採用20人、採用単価40万円以下。
しかも応募のほとんどが有料広告ではなく無料枠から。
「SNSがないと採用できない」と言われる今、
SNSゼロで成果を出した仕組みこそ再現性のある採用モデルです。
関連して、具体的な原稿改善の方法はこちらでも紹介しています →
現場採用を劇的に変えた求人原稿の作り方
④ 🟧 「SNSに頼らず“採用できる構造”を作る3ステップ」
採用導線を“構造化”すればSNSがなくても応募は増える
STEP1:求人ページを採用専用に独立させる
会社HPの片隅に求人を置くのはNG。
採用専用ページを作り、仕事内容・人・写真を整理。
STEP2:Indeed無料枠で拡散導線を作る
SNS投稿よりも、検索に引っかかる仕組みを作る。
無料枠で十分成果を出せるのが建設業の強み。
STEP3:応募導線を最短にする
クリック→応募→面接まで3ステップ以内に設計。
LINE応募や自動返信で「応募したけど返信がない」を防ぐ。
これらを整えるだけで、SNSゼロでも応募数は平均3〜5倍。
さらに仕組みを詳しく知りたい方はこちら →
採用成功の現場フローを可視化した記事はこちら
⑤ 🟧 「SNS採用ブームに振り回されない会社が最後に勝つ」
“流行”より“構造”を信じよう
SNS採用は悪ではありません。
むしろ広報には有効です。
でも、建設業の採用現場で本当に効くのは、
“見られる仕組み”よりも“選ばれる構造”。
SNSをやる前に、
求人原稿・導線・面接設計を整える。
それだけで、SNSなしでも成果は出ます。
採用は“気合”ではなく“仕組み”。
そして流行ではなく、現場に根づく再現性が大切です。
🟧 「“SNSなしでも採用が止まらない仕組み”を公開」
SNSを使わず成果を出した採用設計マニュアル
この記事で紹介した“非SNS型採用の仕組み”を、
noteでテンプレート付きで公開しています。
・Indeed無料枠運用テンプレート
・求人ページ構成フォーマット
・応募導線の設計図
・採用単価計算シート
知らないままSNSに時間を投じても成果は出ません。
¥20,000で、広告ゼロ・SNSゼロでも採れる採用構造が手に入ります。

