「ウチの会社を選んでもらえない」建設業がいま始めるべき“採用ブランディング”の第一歩

「うちの会社を選んでもらえない」と悩む前に

「うちはいい会社なのに、なんで応募が来ないんだろう…?」
多くの建設会社の社長が、同じ言葉を口にします。

でも、実は「いい会社=採用できる会社」ではありません。
今の時代に必要なのは、“会社の魅せ方を設計する力”=採用ブランディングです。

この記事では、求人広告を出しても応募が来なかった私が、
「会社の見せ方」を変えただけで応募数を3倍に増やした実例をお伝えします。

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① 🟧 「なぜ“良い会社”なのに応募が来ないのか?」

採用市場では“知られていない会社”は存在しないのと同じ

どんなに待遇が良くても、
どんなに社員を大事にしていても、
「伝わっていなければ」存在していないのと同じです。

特に建設業では、
「社風」「働く雰囲気」「現場の人間関係」などの“内側の魅力”が
外からはほとんど見えません。

求人広告1本で全部伝わると思っていませんか?
――それがブランディングの盲点なんです。


② 🟧 「“応募ゼロ”からの逆転劇」

「採用ブランディング」を学んで気づいた“伝え方のズレ”

人事部長時代、私は採用に年間200万円以上使っていました。
でも、応募はたったの10人。内定は2名。

そんなとき、外部の建設系コンサルから言われた一言が刺さりました。
「御社は“誰の目にも同じに見える会社”ですね。」

それから、私は自社の“見せ方”を一から見直しました。
・現場写真を「施工実績」ではなく「人が映る風景」に変える
・求人原稿で“待遇”ではなく“人間関係”を語る
・社員インタビューを1ページにまとめて公開

結果、応募数は3倍・面接辞退率は半減。
しかも「現場の雰囲気が良さそうだった」と応募者が言ってくれるようになりました。


③ 🟧 「求人広告とブランディングの決定的な違い」

広告は“募集の瞬間”だけ、ブランディングは“印象の積み重ね”

求人広告は「応募を増やす道具」。
採用ブランディングは「選ばれる理由を作る仕組み」。

広告は“短距離走”ですが、ブランディングは“マラソン”です。
日々の情報発信や施工写真、社員紹介が、会社の信頼を積み上げる。

つまり――
「募集」と「認知」は別物。
ここを混同している会社ほど、採用が不安定になります。

関連して、こちらの記事でも詳しく解説しています →
採用成功の現場フローを可視化した記事はこちら


④ 🟧 「採用ブランディング3ステップ」

“現場の魅せ方”を整理するだけで応募数は変わる

STEP1:現場を見せる
ホームページや求人に「人が映る写真」を使う。
重機よりも“笑顔の作業員”。これだけで印象は大きく変わります。

STEP2:社員の声を届ける
「なぜこの会社を選んだのか」「どんな仲間がいるのか」を社員の言葉で発信。
手書きのコメントでも十分効果があります。

STEP3:採用原稿のトーンを統一する
募集職種ごとにバラバラな表現では、信頼感が薄れます。
会社の価値観・口調・表現をそろえ、**“ひとつの会社の顔”**を作る。

この3つを実践しただけで、
地方の中小建設会社でも応募数は平均2〜4倍になりました。

もう少し実践的な原稿の整え方はこちら →
現場採用を劇的に変えた求人原稿の作り方


⑤ 🟧 「“会社の印象”が応募単価を決める」

採用コストを下げたいなら、まず“印象設計”から

採用ブランディングは、単なるイメージ戦略ではありません。
「会社の印象=応募単価」に直結します。

・印象が良い会社 → 少ない広告費でも応募が集まる
・印象が薄い会社 → 高い広告費でも成果が出ない

私が経験した応募単価3万円以下の仕組みも、
この“印象設計”の延長線上にあります。

採用は「伝え方」で変わる。
だからこそ、広告より先にブランドを整えることが重要なのです。


⑥ 🟧 「“採用ブランディング設計書”を公開」

採用ブランディングを自社で作れるテンプレート付き

この記事で紹介した内容を、さらに実践できるよう
「求人広告テンプレート&業界別データ」をnoteで公開しています。

ペルソナ設定表、原稿テンプレート、
そして“応募が3倍になる会社の見せ方”を全てまとめました。

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⑦ 🟧 まとめ「採用は“気合”ではなく“仕組み”」

“選ばれる会社”は自分で作れる

建設業の採用は、気合ではもう乗り切れません。
“伝え方”を変えた会社から、確実に人が集まっています。

ブランディングは一度整えれば、次の採用にも活きる。
今こそ「会社の印象づくり」に投資するタイミングです。

採用は“気合”ではなく“仕組み”。
御社の“魅せ方”を変えれば、採用の未来も変わります。