応募が来る求人と来ない求人の違いは「冒頭30文字」で決まる。建設業採用の原稿設計術

「求人が読まれない」のは、内容が悪いからではない
「せっかく求人を出したのに、誰も見ていない気がする」
「タイトルを変えても反応がない」
この悩み、私が人事部長だった頃から何度も聞いてきました。
しかし、求人が読まれない最大の原因は──
内容ではなく“冒頭30文字”にあります。
建設業の求職者は、原稿全体を読んで応募を決めていません。
スマホで“最初の30文字”を見た瞬間に「読む/読まない」を判断しています。
この記事では、応募率を2.8倍にした実例をもとに、
「応募が来る求人」と「来ない求人」を分ける冒頭30文字の設計法を、現場目線で解説します。
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あなたの求人の「最初の30文字」、誰のために書いていますか?
求人原稿の冒頭は、たった数十文字。
しかしその一文が、「応募する・しない」を決めています。
私は多くの求人を見てこう感じます。
「この会社、誰に話しかけているのか分からない。」
たとえば──
- 「未経験歓迎!やる気のある方募集」
- 「明るく楽しい職場です!」
どちらも悪くありませんが、求職者の心には届きません。
なぜなら、「どの会社も同じことを言っている」からです。
ある“タイトル変更”だけで応募が3倍になった話
私がサポートした鉄筋工の求人案件。
当初のタイトルは、
「鉄筋工募集!経験者優遇・未経験OK」
この原稿で3週間掲載して応募は2件。
しかし、タイトルをわずか30文字以内で書き直しただけで、
応募が6件→18件(3倍)に跳ね上がりました。
新しいタイトルはこうです。
「月35万円も可!現場見習いから始められる鉄筋工」
変えたのは「対象」「ベネフィット」「数字」の3つ。
求職者は“働く姿”を想像できた瞬間に、手を止めて読むのです。
関連して詳しい改善法はこちら →
👉 初心者採用に特化した 求人原稿テンプレート
「冒頭30文字」で人が止まる3つの心理トリガー
人は「理屈」ではなく「瞬間」で行動します。
特にスマホで求人を見る時、
たった0.8秒で“読むか閉じるか”を判断していると言われます。
トリガー①:「数字」で信頼を生む
「未経験歓迎」よりも「月収35万円も可能」「年3回ボーナス」など、
具体的な数字があるだけで反応率は約2倍に上がります。
トリガー②:「変化」を示す
「成長できる環境」ではなく「入社1年で職長に昇格可能」。
“どんな未来が待っているか”を具体化することで応募意欲が高まります。
トリガー③:「自分ごと化」させる
「あなた」や「一緒に働く」という語りかけを入れると、
脳は“自分のことだ”と錯覚します。
実際、「あなた」という言葉を入れた原稿は応募率が1.8倍になるというデータもあります。
応募率を上げる“30文字設計”の4ステップ
ステップ1:対象を1人に絞る
「誰でも来てほしい」原稿は、誰にも響きません。
まず、「誰に来てほしいか」を1人に設定しましょう。
(例:「若手」「転職1回目」「現場経験3年以上」など)
ステップ2:その人が反応する言葉を探す
現場で若手がよく口にする言葉を拾う。
たとえば「安定」「稼げる」「資格とれる」など。
社内の会話こそ、最高のキーワード素材です。
ステップ3:数字+変化+自分ごと化を組み合わせる
テンプレート例:
「月○万円可!○○から始める□□職」
「未経験OK!○年で○○を目指せる□□工事」
この30文字だけで“読む率”が劇的に変わります。
ステップ4:タイトルは3案作って検証する
1案だけで決めず、最低3パターンを出してクリック率を比較。
データに基づいて選ぶことが、採用活動の“改善力”を高めます。
原稿本文も“導線設計”で反応が変わる
冒頭30文字は“入口”です。
しかし、そこからの流れ(導線)も重要。
見出し→仕事内容→給与→写真→応募ボタンの順に、
“視線の流れ”を意識して配置することで、
応募完了率が平均2.4倍向上します。
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また、「求人は感情で読む」という心理を活かすため、
見出しに“感情ワード”を1つ入れるとさらに効果的です。
(例:「手に職」「家族の時間」「仲間」など)
冒頭30文字で“応募単価1/3”に下がった会社
建設会社C社では、
以前は大手求人広告会社で広告費月40万円を使っても応募10件前後。
タイトルを「数字+変化+自分ごと」に書き換えた結果──
応募件数:10件 → 35件
応募単価:4万円 → 1.3万円
しかも、応募の8割が現場見習い層(20代前半)。
広告費を減らして“若手層を狙う”構造ができたのです。
この成功の鍵は、「30文字=1枚の名刺」と考えたこと。
求人は“説明”ではなく“出会いのきっかけ”です。
詳しい改善事例はこちら →
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求人は「伝える」ではなく「選ばせる」
最後に、私が人事部長時代に痛感したことをお伝えします。
求人原稿とは、会社の説明文ではありません。
求職者に「自分に合いそう」と思わせる“心理設計図”です。
その“入口”が、冒頭30文字。
どんなに良い待遇も、どれだけ丁寧な原稿も、
最初の30文字で心が動かなければ存在しないのと同じ。
逆に、30文字で興味を引ければ、
“応募が来る求人”に変わります。
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