「無料枠でも人は採れる」Indeedよりも“設計”が9割だった話

無料で「人が集まる」会社と、集まらない会社の決定的な差とは

「無料枠じゃ応募なんて来ないでしょ?」
そう口にした経営者が、半年後には「求人費ゼロで応募200人」と笑っていた──。

建設業の採用現場では、“お金をかければ採れる”という思い込みがまだまだ根強い。
だが実際のところ、無料媒体でも“構造を理解すれば”採用はできる

本記事では、実際に私が人事部長として年間200万円の広告費をゼロに削減しながら、応募200人/採用20人を実現した方法を具体的に解説する。
Indeed無料枠、自社採用サイト、Googleしごと検索──いずれも「無料」だが、使い方ひとつで結果は天と地ほど変わる

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事実:建設業の求人広告費は“年々上昇”している

リクルートやマイナビなどの主要媒体によると、建設業の1人あたり採用単価は平均約150万円前後
※参考:リクルート「採用コスト実態調査2024」
https://www.recruit.co.jp/newsroom/research/

にもかかわらず、応募数は年々減少。
求人倍率(建設業)は約6倍(厚生労働省「一般職業紹介状況」2025年データ)──つまり、6社が1人を取り合っている状態だ。

では、この「過熱した採用競争」を突破するにはどうすればよいのか?
答えは、“費用競争から構造競争へ”シフトすることである。


無料媒体でも上位表示は可能

多くの企業が誤解しているが、Indeed無料枠(オーガニック枠)でも上位表示はできる。
重要なのは「求人内容の構成」と「自社サイトの連携構造」だ。

具体的には:

  • 求人タイトルに「職種+勤務地+特徴(例:未経験OK/週休2日)」を含める
  • 原稿の冒頭100文字に「仕事内容+待遇+応募条件」を明示する
  • 勤務地・給与・雇用形態・勤務時間を機械が読み取れるフォーマットで統一
  • 自社サイトの求人ページをGoogleしごと検索対応に最適化

これらを整備すると、広告費をかけずに自然検索から応募が流入する。

実際、私が支援した企業では、

Indeed有料掲載を3ヶ月→無料枠に切り替え
自社採用サイトを構造化
結果:応募数が3.2倍に増加/採用単価がゼロに


なぜ「無料枠=効果なし」と思われているのか

それは、“設計”より“広告”に頼る構造を作ってしまったからだ。

多くの会社が求人広告会社に依存している。
担当営業が「無料枠は埋もれますよ」と言うのは当然──なぜなら、彼らは「広告を売る」のが仕事だからだ。

だが、実際にIndeedの検索ロジックを分析すると、
有料広告と無料枠は同じ土俵上にあり、表示順位は「クリック率+更新頻度+構造化」で決まる。

つまり、仕組みを知れば“無料でも戦える”

関連して、こちらの記事でも詳しく解説しています →
「求人広告会社任せ」から脱却!建設業が“自社で採用をコントロール”する3つの方法


改善策:無料で採用を成立させる“3ステップ設計”

ステップ①:自社採用サイトを“求人メディア化”する

  • WordPressやWixでも十分
  • 1職種1ページで検索に強い構造を作る
  • Googleしごと検索対応のマークアップを設定

ここで重要なのは、「誰でも更新できる構造」にしておくこと。
更新頻度はSEOに直結する。

ステップ②:Indeed無料枠の最適化

  • タイトルと本文を検索意図ベースに設計
  • 例:「未経験歓迎 土木作業員 名古屋」
  • 週1回の“更新(再投稿)”で露出を維持

ステップ③:導線の“2クリック以内”設計

  • 求人→応募フォームまでのクリック数を最短化
  • 「LINE応募」や「簡単フォーム」で離脱を防ぐ

これで応募率は平均1.8倍に上がる。


実例:広告費200万円→ゼロでも採用20人

人事部長時代、最初は求人媒体に毎月20万円を投下していた。
結果は「応募ゼロ」。営業担当の言葉を信じ、半年間で120万円を費やしたが、効果はなし。

そこで私は、「広告ではなく構造を変える」方向に舵を切った。
まず自社採用サイトを構築し、Indeed無料枠と連携。
原稿を自前で作り、週に1度手動更新。

3ヶ月後、応募数は10人→60人→最終的に200人へ。
採用単価は40万円(従来平均150万円の1/3)。
応募者の7割が無料媒体経由だった。

同様の仕組みで成果を出した企業も多い。
詳しい事例は以下で紹介している:
建設業の社長が知らない「求人広告会社の営業マン」が絶対に教えない真実


採用費“ゼロ円時代”をどう迎えるか

これからの採用市場では、「媒体に頼る採用」から「自社で運用する採用」への移行が加速する。
AIが求人マッチングを自動化し、求人情報の質と構造がより重視されるからだ。

つまり、“どの媒体に出すか”ではなく、
“どう設計して、どう更新するか”が成果を左右する。

ここで鍵になるのが「自社採用運用力」。
私が販売しているnoteでも、無料媒体を最大化するノウハウを体系化している。
https://note.com/recruit_worker


まとめ:採用は“予算”ではなく“仕組み”で決まる

採用費を削減したい企業にとって、無料媒体は“最後の砦”ではなく“最初の一手”だ。
Indeed無料枠、自社採用サイト、Googleしごと検索。
これらを正しく組み合わせるだけで、採用費をゼロにしても応募は安定化できる。

採用は「お金」ではなく「構造」で決まる。

現場を知る人事が一歩踏み出せば、
「求人広告会社任せ」から「自社で採れる仕組み」へと変えられる。


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結論
無料媒体は「効果がない」のではなく、“正しく使われていない”だけ
設計・導線・更新頻度、この3つを整えるだけで、建設業でも応募は必ず増える。
「採用は気合でも予算でもなく、仕組みで決まる」──これが、私の20年の実務で得た確信である。